大学生が語る昆虫食の魅力【国連が推奨する栄養価の高さ】

1.飼料要求率が小さい

飼料要求率とは、対象の生体を1kg増やすのにどれくらいの餌が必要かを示すエネルギー効率のようなものです。

一般的に牛が10kg、豚が5kg、鶏が2.5kgという数字に対し、コオロギは1.7kgとかなり高効率(゚д゚)!

昆虫の方が肉よりエネルギー効率がイイです!

エネルギー効率の良い昆虫

実際昆虫のエネルギー効率は肉よりいい。

たとえば飼料要求率では肉に勝っている。飼料要求率とは、生体1kgを増やすために餌が何kg必要かをみるもので、肉用牛(黒毛和牛)の場合、10kg〜15kg必要となる。一般の肉では8kgが必要となる。しかもそれはタンパク質を多く含む濃厚飼料を与えた場合だ。

一方昆虫では、たとえばカイコの幼虫は、4.22kg。つまりカイコの幼虫を1kg増やすのに4.22kgの飼料(桑の葉)などが必要になることわかっている。コオロギの場合は2kgで、カイコの幼虫よりさらに効率がよくなる。

鶏はどうだろう。ブロイラーは1.63kgで、ブロイラーのほうが要求率が高くなっている。つまり飼料要求率を見ればブロイラーのほうに分がある。

ほかの比較ではどうだろう。たとえばエネルギー交換率。これは生体1kcal分の体組織をつくるために何kcalの餌が必要かを示すもので、カイコの幼虫が3.20kcalに対してブロイラーは2.05kcal。これもブロイラーが上回っている。

スペースとの関係はどうだろう。

1㎡あたり何㎏の肉ができるかを比較すると、カイコ幼虫は221kgで、ブロイラーは105kg。カイコ幼虫はブロイラーの半分のスペースで大量生産ができるということがわかる。

さらに食べられる部分がどのくらいあるかで見てみる。可食部率で比べるとカイコ幼虫はすべて、100%食べられる。これに対してブロイラーなどの部分肉はだいたい43%と言われている。

肉類のなかでもブロイラーがかなり効率のいい食料であることは分かった。ただブロイラーは輸入飼料で賄われており、餌の価格などを考えるとやはりカイコ幼虫のほうに分がある。

カイコの餌となる桑の葉はカイコの餌となるだけでなく、お茶などにも利用されて健康食品としても人気があり、副次的な収益も期待できるからだ。しかも廃棄物が少なく、処理の手間コストが小さい。

内山さんによれば、昆虫は変温動物であることも利点だと言う。

恒温動物は変温動物より15倍エネルギーを使う。恒温動物はクルマで言えば、じっとしていてもエンジンをかけたアイドリング状態にしておくので、燃料を消費し続ける。一方変温動物は、じっとしている時はエンジンを切った状態となり、必要な時にだけエンジンをかけて動くため、エネルギー効率がいい。 

(「昆虫食」が世界の食糧問題を変える?! 参照)

2.可食部率の高さ

可食部率の高さ

牛や豚、鶏などの可食部率は約40%なのに対し、コオロギの場合はなんと約100%!

つまり無駄がなく食べられる食材なのだぁ!!!!!

『昆虫食』が非常にコスパの高い食材であることが分かりますねw

3.輸送でのメリットが大きい

家畜類を運搬するには多くの輸送エネルギーが必要ですが、昆虫の場合はごくわずか。

特にコオロギのように粉末にして使う場合、格段に小さなスペースとエネルギーで運搬することが可能です!

(豚を運ぶトラックは電化のトラックも増えつつありますが、まだまだ環境への負荷が大きいディーゼルエンジンが主流。)

『昆虫食』が持つ新たな食材としての可能性

『昆虫食』が持つ新たな食材としての可能性

コオロギビールってご存知ですか?

何よりも、豊かな個性や滋味深い風味など、食材としての魅力に溢れるコオロギ。

そんなコオロギを原材料に使用した世界初のクラフトビール『コオロギビール/Cricket Dark Ale』が、昆虫食の魅力を探究する「ANTCICADA(アントシカダ)」と「遠野醸造」のコラボにより開発されました。


今回開発した「コオロギビール/Cricket Dark Ale」は、こだわりの国産コオロギを使って製造したダークエール。コオロギを原料として使ったビールは本商品が世界でも初めての試み!(ANTCICADA社調べ)

丁寧に焙煎した香ばしいフタホシコオロギとローストモルトを麦汁に加え、コオロギの香りとうま味を存分に引き出しています!


原料のコオロギは「太陽グリーンエナジー株式会社」のフタホシコオロギを使用。コオロギたちは福島県にあるファームで、室温・湿度管理が徹底された最適な環境のなか社食のロスで出る野菜などを餌に育てられました。収穫後も、丁寧な洗浄と熱処理を加えているので安心安全。


「コオロギビール/Cricket Dark Ale」の気になる味わいは、コーヒー、カカオ、カモミールのような香りが先行し、口に含むと苦味とコク、キャラメルが香り、うま味の余韻が長く続きます口当たりはクリーミーで、重厚感のあるコオロギの味わいとの相乗効果により、一人の時間や、仕事終わりにゆっくりと飲みたくなる一杯です。

ビールの持つ香ばしい香りとゆったりとした苦味がビターチョコやコーヒーナッツ、ドライフルーツともよく合います。また、メキシコの燻製唐辛子「チポトレ」を使った料理との相性は抜群です。

(【世界初】コオロギの香ばしさとクリーミーさが味わえる『コオロギビール』が渋谷パルコにて限定販売 参照)

だしやタレ、脂にもコオロギを使用したコオロギラーメン(左)とエゾシカのロース肉に3種類のスズメバチの蜂の子で作った味噌ベースのソースが添えられた一品(右)

僕も近々昆虫食を食べるので、そのときの様子を記事にします!

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