英語:所有格の訳し方を完全攻略【所有代名詞を演習問題で理解】

所有格って「~の」と訳すだけじゃないん?

どうも、Seigaです。

この記事を読む前の注意事項

この記事を読む前にこの2つの記事を読んでください!

今回は演習問題がメインとなります。

英語:代名詞の所有格を上手く訳す【大学生がわかりやすく解説】 英語:目的語を表わす所有格って知ってる?【大学生が分かりやすく解説】

今回も、演習問題を解く前に練習問題を解いてみましょう!

I don’t know why she didn’t like my saying that.

こんな方に読んでほしい記事
  • 所有代名詞の訳し方をマスターしたい方
  • #2,#3の2記事を読まれた方
  • my saying ” を「私の言うこと」もしくは「私の言っている」と訳した方

直訳すると、

「なぜ、彼女が私の言っているそのことを好きじゃないのか(?)分からない。」

うぅぅ、、なんかよ―分からん訳ができてしまった(泣)

というのも、

” my saying ” の訳が上手く like「好き」に繋がらない → 変な日本語になる

という流れ(泣)

やはり、こうした流れになってしまう原因は、、、

my saying ” を「私の言っている」と訳してしまっているから

( ” my saying ” を「私の言うこと」とすると「私の言うことを彼女は好きじゃない」と自然な訳ができますが、that ” の訳が抜けちゃってます!

ここで、前回の復習です!

所有格を「~の」と訳すことの問題点は実にシンプル!

所有格は「~の」と訳すと、理解しにくい訳になる!!

本記事の内容
  • 所有代名詞の訳し方をマスターする!
  • 訳出を通して読解力を鍛える!

所有代名詞はこう訳せば完璧

所有代名詞の訳し方はこう訳せば完璧

訳をバシッと決めちゃいましょう!

saying ” という名詞の中には、” say “という動詞の概念が含まれています。

では「言う」のは誰なのか、その主語を表しているのが ” my ” という代名詞の所有格です。

主語を表わす所有格を訳すときの公式

所有格+名詞 → 主語+動詞

目的語を表わす所有格を訳すときの公式

所有格+名詞 → 動詞+目的語

今回は、主語を表わす所有格を訳すときの公式を使ってみましょう!

公式に従って訳してみる

I don’t know why she didn’t like my saying that.

I don’t know why she didn’t like (it)that I say that.

「私がそのことを口に出すのが、どうして彼女は気に入らなかったのか、分からない。」

これは、前回#3で話した「主語と述語をはっきりさせる!」というのが自然な訳をするためのコツです。

直訳と翻訳を比べてみる!

I don’t know why she didn’t like my saying that.

  • 直訳:「なぜ、彼女が私の言っているそのことを好きじゃないのか(?)分からない。」
  • 翻訳:「私がそのことを口に出すのが、どうして彼女は気に入らなかったのか、分からない。」

主述をはっきりさせると、訳にこれだけ違いがでます!

演習問題(所有格の訳し方はこれでカンペキ!)

演習問題(所有格の訳し方はこれでカンペキ!)

問題1

The fashion industry’s obsession with newness is so notorious that most people realize that ever-changing styles are a trick to make them buy more clothes than they need.

読解のポイント

※obsession(名:いつも~のことが頭から離れないこと。 ~にこだわっていること。)

※newness(名:新しさ)

※notorious(形:なにか悪いことで「有名である」)

※trick(名:策略、ワナ)

※them(= most people 次の they も同じ

 


解説(1)

The fashion industry’s ” が「所有格+名詞」になっているので、公式通り「主語+動詞」とすると

The fashion industry’s obsession → The fashion industry is obsessed 

と読み解くことが出来るので、

The fashion industry’s obsession with newness is so notorious~

The fashion industry is obsessed with newness, and that is so notorious~

「ファッション産業が新しさばかり気にしていることは、誰でも十分良く知っている。」

 

” notorious ” を「有名」とはしないで、「誰でも知っている」と言い換えました。

” that ” がやたらと多いので、” that ” の前で句点「。」を付けました。

/ that most people realize / that ever-changing styles are a trick to make them buy more clothes than they need.

「だから、大半の人はすでに気づいているはずだ。業界がいつでもスタイルを変え続けるのは、実は一種のワナであって、必要以上に服を買わせようとしているに過ぎない。」

MEMO

今回、訳に工夫が必要だったのは ” ever-changing styles ” のところ。

直訳すれば、

「いつも変わり続ける(ファッションの)スタイル」ですが、訳を工夫する上で大切なポイントが

 

名詞の中に文を読むこと!

 

実際にやってみると、、、

「スタイルがいつも変化し続けること」、さらには、

「ファッション業界がいつもスタイルを変え続けるのは」

と訳すると、後の文章に繋げやすいですよ!

模範解答

The fashion industry’s obsession with newness is so notorious that most people realize that ever-changing styles are a trick to make them buy more clothes than they need.

「ファッション産業が新しさばかり気にしていることは、誰でも十分良く知っている。だから、大半の人はすでに気づいているはずだ。業界がいつでもスタイルを変え続けるのは、実は一種のワナであって、必要以上に服を買わせようとしているに過ぎない。」

問題2

Parents blame schools for their children’s laziness or stupidity. And the nation as a whole blames Japan and Germany for its inability to compete in the world markets.

読解のポイント

※blame A(モノ)on B(人)= blame B(人)for A (モノ)「BであるのはAのせいだ、Aが悪いと非難する。」

※laziness(名:怠惰 形容詞 lazy「怠惰な」の名詞形)

※stupidity(名:愚か 形容詞 stupid「ばかな」の名詞形)

※the nation as a whole(国民全体 今回の文章の場合アメリカ国民のことを指します。” its inability ” の “its ” は ” the nation(= アメリカ)のことです!)

※inability(名詞:できないこと in(否定)+ ability(能力)= inability(不能)

※compete(動:競争する 名詞 competition「競争」)


解説(2)

their children’s laziness ” が「所有格+名詞」になっているので、公式通り「主語+動詞」とすると

their children’s laziness → their children are lazy 

と読み解くことが出来るので、

Parents blame schools for their children’s laziness or stupidity.

⇨ Parents blame schools for that their children are lazy or stupid.

「親は学校が悪いから家の子が怠け者になった、あるいは頭が悪くなったと非難する。」

文章として成立させるために、” that ” を補ったのと、” stupidity ” も ” stupid ” に換えました。

its inability ” も「所有格+名詞」になっているので、公式通り「主語+動詞」とすると

its inability to compete → it(=the nation)is unable to compete 

と読み解くことが出来るので、

And the nation as a whole blames Japan and Germany for its inability to compete in the world markets.

And the nation as a whole blames Japan and Germany for that it is unable to compete in the world markets.

「そして国民全体はといえば、日本やドイツのせいで、アメリカが世界市場で競争に勝てないと責める始末である。」

模範解答

Parents blame schools for their children’s laziness or stupidity. And the nation as a whole blames Japan and Germany for its inability to compete in the world markets.

「親は学校が悪いから家の子が怠け者になった、あるいは頭が悪くなったと非難する。そして国民全体はといえば、日本やドイツのせいで、アメリカが世界市場で競争に勝てないと責める始末である。」

問題3

Elderly parents, feeling unwanted and burdensome, or else being cramped in close quarters, realize that modern family life makes no provision for their care and contentment.

読解のポイント

※Elderly(意味だけからすれば old とほぼ同じ意味ですが、軽蔑的なニュアンスを避けるために、” elderly ” を使うことが多いです。)

※unwanted(形:不必要な 次に ” by younger people ” といった言葉を補って訳してみてはどうでしょうか)

※burdensome(形:やっかいな 同じく ” by young people ” を補って訳してみればいいかもしれません)

※being cramped(押し込められて)

※quarters(名:「住居、生活の場所」 close は「狭苦しい」)

※provision(名:準備、用意)

※contentment(名:満足 動詞 content「~で満足する」の名詞形)


解説(3)

their care ” が「所有格+名詞」になっているので、公式通り「動詞+目的語」とすると

their care → young people care them 

と読み解くことが出来るので、

彼ら(両親)世話する、あるいは「両親の面倒みる」の意味だと解釈できます!

問題は次です、、、

their contentment の2通りの訳し方

 

  1. ” their ” が主語を表わす所有格と解釈して、” they are content ” 「彼ら(= young people)が満足する」と読み解く
  2. ” their ” が目的語を表わす所有格と解釈して、” to content them “「彼ら(= Elderly parents)を満足させる」と読み解く

 

どっちも訳としてありえるのですが、

their care and contentment ” は ” for “(前置詞)の直後にあって、” makes ” (動詞)の後ろにもあるので、目的語であることは明らかです!

従って、(2)の方を解釈して訳してみることにします。

(もちろん、1の方で訳しても問題ありません。)

” their ” をただ単に、「彼ら」と訳すのは避けたいですね。
(「彼ら」ってだれやねん!ってなりますねww)

” Elderly parents ” だから、「老夫婦」と訳すのはどうでしょう!

こんな風に考えられれば、訳の幅が広がっていくと思います(*´ڡ`●)

ぜひとも、ご自身で訳を作ってみてください!

模範解答

Elderly parents, feeling unwanted and burdensome, or else being cramped in close quarters, realize that modern family life makes no provision for their care and contentment.

「年老いた両親は、若い連中から余計者扱いされ、厄介がられていると感じる。あるいは家の片隅に押し込められて、いやでも悟らざるをえない。現代の家庭生活では、親を世話し、満足させてくれる体制が整っていないのだ。」

” unwanted and burdensome ” の訳がなかなか難しかったですね(๑´ڡ`๑)
最後にまとめです!

所有代名詞を訳すときのコツまとめ

  • 所有格を「~の」と訳すと、理解しにくい訳になることが多い。
  • 主語を表わす所有格(所有格+名詞)は「主語+動詞」で訳す
  • 目的語を表わす所有格(所有格+名詞)は「動詞+目的語」で訳す
  • 主語と述語をはっきりとさせる
  • 名詞の中に文を読むこと

上手い訳に共通していえることは、原文の思考の流れを乱さないこと!

結局は、筆者の意図をくみ取ってそれを崩さない訳こそ上手い訳です。

英語は『前から訳す』のが基本【英文攻略本】

ぜひとも、この記事を読んでいただければ幸いです(๑´ڡ`๑)

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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