英語:of 名詞(所有格)の意味・使い方・用法まで【分かりやすく解説】

A of Bって「BのA」と訳すだけじゃないん?

どうも、Seigaです。

ぜひともこの記事を読む前に、こちらの記事を読んでいただけると理解しやすくなります!

英語:A of B「BのA」ではない!of 名詞(所有格)の訳し方

今回も、解説をする前に実際に問題をみていきましょう!

The writing of a letter in English is no easy task.

こんな方に読んでほしい記事
  • of 所有格 ” の訳し方をマスターしたい方
  • #5の記事を読まれた方
  • The writing of a letter ” を「手紙の書く」と考えた方

気づいた方もおられると思います。
「手紙書く」ではなくて、「手紙()書く」ですね!
ただ、この話をする前に改めて確認しておきたいのが、

A of B を「BのA」と訳すことの問題点は実にシンプル!

A of B を「BのA」と訳すと、理解しにくい訳になる!!

本記事の内容
  • of 名詞(所有格) ” の訳し方をマスターする!
  • 訳出を通して読解力を鍛える!

” of 所有格 ” の訳し方はコレだ!【目的語を表わす場合】

" of 所有格 " の訳し方はコレだ!【目的語を表わす場合】

訳をバシッと決めちゃいましょう!
(あいみょんファンですww)

A of B の訳し方は2通り
  • 主語を表わす場合 ” A of B “「B A する」
  • 目的語を表わす場合 ” A of B “「B A する」

” writing ” という名詞の中には、もちろん ” write “「~を書く」という動詞の概念が含まれています。

では、何を「書く」のか、その目的語を表しているのが ” a letter ” という名詞です。

The writing of a letter in English is no easy task.

To write a letter in English is no easy task.

「英語で手紙を書くのは結構手間がかかる。」

” A of B ” を訳すときの公式

今後、” A of B ” を見たときこの公式で訳してみて下さい!

A of B を訳すときの公式
  1. まずこの of が主語を表わすか、目的語を表わすかを確認し、
  2. 目的語を表わす ― つまり、「 B を A する」の意味と分かれば、
  3. それに応じた文章の形に読み解いてから訳す

目的語を表わす of とは?例文を紹介

・the cultivation of the sense of beauty

 「美の感覚養うこと」

・the education of handicapped children

 「障がいのある子どもたち教育すること」

・violation of the rights of others

 「他人の権利侵害すること」

経験上ですが、「of +名詞」の形は目的語で使われることが多いです!

実はなんですが、#1でこんな例文を扱いました。

英語:主語を表わす所有格の賢い訳し方【大学生がわかりやすく解説】

The Norman’s conquest of England in 1066 had a great effect on the English language.

※conquest(不可名:征服、動詞 conquer 「~を征服する」の名詞形)

#1を読まれた方も、読まれていない方も訳できますか?


解説

” The Norman’s conquest ” が「所有格+名詞」になっているので、公式通り「主語+動詞」とすると

The Norman’s conquest of England in 1066 had a great effect on the English language.

The Norman conquered of England in 1066, and that had a great effect on the English language.

「1066年にノルマン人がイギリスを征服したことが、英語に大きな影響を与えた。」

ここで出てくる ” of English ” こそまさに、「目的語を表わす of 」です!

では実際に、練習問題を解いてみましょう!

” A of B ” に関する練習問題

” A of B ” に関する練習問題

練習問題

練習1

Violation of the rights of others was the last thing he would do.

※ violation(名:侵害 動詞 violate「~を侵害する」の名詞形)

※ right(名:権利)

※ the last thing he would do(彼が決してしないこと)

「目的語を表わす of 」の例文の中でも紹介しました!


解説(1)

” violation ” という名詞の中には、 ” violate “「~を侵害する」という動詞の概念が含まれています。

では、何を「侵害した」のか、その目的語を表しているのが ” the rights ” という名詞です。

Violation of the rights of others was the last thing he would do.

To violate the rights of others was the last thing he would do.

「他人の権利を侵害するなどということは、彼が決してしないことであった。」

模範解答

To violate the rights of others was the last thing he would do.

「他人の権利を侵害するなどということは、彼が決してしないことであった。」

練習2

There is not much space in this article for an extended discussion of the matter.

※ article(名:記事、論文)

※ extended(形:広げた、長々と)

※ discussion(名:議論 動詞 discuss「議論する」の名詞形)

” this article for an extended discussion of the matter ” を直訳したら、「その問題の拡大された議論のためのこの論文(?)」となって意味分からん訳ができてまいます(泣)


解説(2)

” discussion ” という名詞の中には、 ” discuss “「議論する」という動詞の概念が含まれています。

では、何を「議論した」のか、その目的語を表しているのが ” the matter ” という名詞です。

There is not much space in this article for an extended discussion of the matter.

⇨ There is not much in this article to discuss the matter extendedly.

「この論文では、その問題をくわしく論じている余裕はない」

#5の記事でも書きましたが、大事なのでもう一度!

英語:A of B「BのA」ではない!of 名詞(所有格)の訳し方
訳をもう一工夫

形容詞として” extended ” 「広げた」という意味がありますが、形容詞は基本的に「副詞 or 名詞」にしか修飾できません。

そこで押さえておきたいコツが、、、

 

形容詞を副詞的に訳す!

 

形容詞を副詞に直して訳す(extendedextendedly)ことで、動詞に修飾できるので訳の幅が広がります(*´ڡ`●)

模範解答

There is not much space in this article for an extended discussion of the matter.

「この論文では、その問題をくわしく論じている余裕はない」

次は、いよいよ実践問題 ♪

” A of B ” に関する実践問題

” A of B ” に関する実践問題

実践問題1

Ignorance of social usage can result in many blunders.

※ ignorance(名:無知 動詞 ignore「~を無視する、~を知らない」の名詞形)

※ usage(名:使用、慣習)

※ blunder(名:間違い 動詞で「失敗する」の意味で使われることが多いです。)

” many blunders ” を「多くの失敗」と訳してもいいですし、人によっては訳を工夫した方もおられるかもしれません(๑´ڡ`๑)


解説(1)

” ignorance ” という名詞の中には、 “ ignore “「~を知らない」という動詞の概念が含まれています。

では、何を「知らない」のか、その目的語を表しているのが ” social usage ” という名詞です。

Ignorance of social usage can result in many blunders.

To ignore social usage can result in many blunders.

If you are ignorant(or If you don’t know)social usage, it can result in many blunders.

「社会的慣習を知らないと、とんでもない失敗に終わることがよくあるものだ。」

訳をもう一工夫

” many blunders “ を「多くの失敗」と訳して、

” To ignore social usage can result in many blunders “

「社会的慣習を知らない(無視する)ことは、結果的に多くの失敗となりうる。」

と訳すのも、もちろんOKです!(読んでいて自然な訳なので)

ただ、このテクニックを知っておいて下さい。

 

主語を副詞的に訳す!

 

主語を副詞的に直して訳す(Ignorance of social usageIf you are ignore of social usage)ことで、

blunders ” が主語、” many ” が動詞のように訳せる(「~よくある」「めずらしくはない」など)ことができます(*´ڡ`●)

 

If you are ignorant(or If you don’t know)social usage, it can result in many blunders.

「社会的慣習を知らない(無視してしまった)ばかりに、思わぬ失敗をすることもめずらしくはない。」

こんな訳でも大丈夫です!

訳の幅が広がること間違いなしです!

模範解答

Ignorance of social usage can result in many blunders.

「社会的慣習を知らないと、とんでもない失敗に終わることがよくあるものだ。」

実践問題2

Ibsen’s advent coincided with the movement for the liberation of women from the inferior position.

※ Henrik Ibsen「ヘンリック・イプセン」

Schaarwächter_Henrik_Ibsen_cropped

ノルウェーの劇作家、詩人、舞台監督。近代演劇の創始者であり、「近代演劇の父」と称される。シェイクスピア以後、世界でもっとも盛んに上演されている劇作家とも言われる。

※ advent(名:出現、登場)

※ liberation(名:解放 動詞 liberate「~を解放する」の名詞形)

※ inferior position(低い地位)

「イプセン」ってご存知でしたか?


解説(2)

” advent ” という名詞の中には、 “ appear “「現れる」という動詞の概念が含まれています。

では、誰が「現れる」のか、その主語を表しているのが ” Ibsen ” という名詞です。

Ibsen’s advent coincided with the movement

Ibsen appeared, and that coincided with the movement

「イプセンが登場した時期は、その時期と一致していた」

「主語を表わす of」 ですね!(#5で扱った内容です)

英語:A of B「BのA」ではない!of 名詞(所有格)の訳し方

「その時期」とはどんな時期なんでしょうか? 後ろの内容に続きます!

” liberation ” という名詞の中には、 “ liberate “「~を解放する」という動詞の概念が含まれています。

では、何を「解放する」のか、その目的語を表しているのが ” women ” という名詞です。

the movement for the liberation of womenfrom the inferior position

⇨ the movement to liberate women from the inferior position

「女性を低い地位から解法しようとする運動の始まった時期」

模範解答

Ibsen’s advent coincided with the movement for the liberation of women from the inferior position.

「イプセンが登場した時期は、女性を低い地位から解法しようとする運動の始まった時期と一致していた。」

「主語を表わす of 」と「目的語を表わす of 」を使いこなせましたか?

A of B を訳すときのコツまとめ

  • A of B を「BのA」と訳すと、理解しにくい訳になる!!
  • 主語を表わす場合 ” A of B “「B が A する」
  • 目的語を表わす場合 ” A of B “「B を A する」
  • 形容詞を副詞的に訳す!
  • 主語を副詞的に訳す!

上手い訳に共通していえることは、原文の思考の流れを乱さないこと!

結局は、筆者の意図をくみ取ってそれを崩さない訳こそ上手い訳です。

英語は『前から訳す』のが基本【英文攻略本】

ぜひとも、この記事を読んでいただければ幸いです(๑´ڡ`๑)

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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