無生物主語構文のなぜを明らかに!【例文で詳しく解説】

どうも、Seigaです。

今回は、「無生物主語構文」について詳しく解説していきます!

早速ですが、無生物主語構文ってこんな文のことを指します。

A few minutes’ walk bought him to the park.

主語が無生物(=人や動物ではない)の文章のことですね!

こんな方に読んでほしい記事
  • 上の例文の訳し方が分からなかった方
  • 無生物主語構文」の訳し方をマスターしたい方
  • 「無生物主語構文」って習ったけどよくわからない方

そもそも「無生物主語構文」ってなに?

そもそも「無生物主語構文」ってなに?

無生物主語構文

名前だけ聞くと、結構大層なんですが、、、

実はすでに取り扱っています!

The dog’s attempts to climb the tree after the cat came to nothing.

※attempt(可名:試み 動:attempt「~を試みる・企てる」)

※came to nothing(無駄になった)

(こちらの記事で解説しています!)

英語:主語を表わす所有格の賢い訳し方【大学生がわかりやすく解説】

Ignorance of social usage can result in many blunders.

※ ignorance(名:無知 動詞 ignore「~を無視する、~を知らない」の名詞形)

※ usage(名:使用、慣習)

※ blunder(名:間違い 動詞で「失敗する」の意味で使われることが多いです。)

(こちらの記事で解説しています!)

英語:of 名詞(所有格)の意味・使い方・用法まで【分かりやすく解説】

実は、「主語が無生物である文=無生物構文」ではありません(゚д゚)!

無生物主語構文の定義

A few minutes’ walk bought him to the park.

※ 主語:A few minutes’ walk

※ (他)動詞:bought

※ 目的語:him

無生物主語構文の定義はコレだ!
  1. 主語が無生物である
  2. 次に他動詞が来る
  3. 目的語は人(あるいは人に関わる事柄)である

” A few minutes’ walk ” は、無生物(=人や動物ではない)ですし、

” bought “ は、後ろに前置詞を取っていないので他動詞

” him “ は、もちろん「彼(=)」を表わす目的語

A few minutes’ walk bought him to the park.

は、無生物主語構文である

と言えますね!

いよいよ次は、この記事のメインになります!

無生物主語構文の訳し方

無生物主語構文の訳し方
無生物主語構文の訳し方はコレだ!
  1. 無生物主語を副詞句(節)に変える
  2. 他動詞を自動詞(受け身を含む)に変える
  3. もとの目的語を新しい主語に置きなおす

ん、どういうこと!?

こんな風に思われた方も、たくさんおられると思います。

実際に、無生物主語構文の訳し方(以下「公式」と呼びます)に従って、例文を訳してみます!

A few minutes’ walk bought him to the park.

(1)無生物主語を副詞句(節)に変える

主語は ” A few minutes’ walk “ 「2,3分の歩き」なので、副詞節に変えると、

2,3分歩くと(条件を表わす副詞節)

(主語を副詞的に訳すトレーニングはこの記事でできます!)

英語:of 名詞(所有格)の意味・使い方・用法まで【分かりやすく解説】

(2)他動詞を自動詞(受け身を含む)に変える

他動詞 ” bought ” を自動詞に変える。後に来る ” him ”  を新しい主語にすることを考えれば、

来たもしくは、出た

と考えればOK!

(3)もとの目的語を新しい主語に置きなおす

目的語 ” him ” を新しい主語に置きなおす、要は 

” him ” ⇨ ” he ” 

にしてあげるだけでOKですね!

(1)~(3)より、訳は以下のようになります。

A few minutes’ walk bought him to the park.

「2,3分歩くと、(彼は)公園に出た。」

無生物主語構文の訳し方を例文でトレーニング

例文1

A little reflection will show you what a stupid answer that is.

※ reflection(名:熟考 動詞 reflect「~を熟考する」の名詞形)

※ stupid(形:バカげた)

(1)無生物主語を副詞句(節)に変える

主語は、” A little reflection “ 「ちょっとした熟考」なので、副詞節に変えると、

” If you reflect a little “ちょっと考えてみれば

(2)他動詞を自動詞(受け身を含む)に変える

他動詞 ” show “ を自動詞に変える。といっても ” show “ は自・他動詞、両方の意味があるので

そのまんまですw

(3)もとの目的語を新しい主語に置きなおす

目的語 ” you “ を新しい主語に置きなおす、といっても ” you ” は目的格も主格も同じなのでこれも

そのまんまですw

(1)~(3)をまとめると、この様になります。

A little reflection will show you what a stupid answer that is.

If you reflect a little, you will show what a stupid answer that is.

「ちょっと考えてみれば、そんな答えがいかにバカげているか、あなたも分かるはずだ。」

模範解答

A little reflection will show you what a stupid answer that is.

「ちょっと考えてみれば、そんな答えがいかにバカげているか、あなたも分かるはずだ。」

例文2

This road will take you to the station.

(1)無生物主語を副詞句(節)に変える

主語は、” This road ” 「この道」なので、” This road will take “ まで踏まえて副詞節に変えると、

” If you take this road “この道をいけば

(2)他動詞を自動詞(受け身を含む)に変える

他動詞 ” take “ を自動詞に変える。といっても ” take ” は(1)で使ったので、「駅に着く」という意味を示す動詞 ” get ” で表わすと

get to the station “「駅に着きます」

(3)もとの目的語を新しい主語に置きなおす

目的語 ” you “ を新しい主語に置きなおす、といっても ” you ” は目的格も主格も同じなのでこれも

そのまんまですw

(1)~(3)をまとめると、この様になります。

This road will take you to the station.

If you take this road, you will get to the station.

「この道を行けば、駅に着きます。」

模範解答

This road will take you to the station.

「この道を行けば、駅に着きます。」

無生物主語構文はこの3パターン

無生物主語構文はこの3パターン
「無生物主語構文」はこの3パターン!
  1. 動詞が内包されている場合
  2. 動詞を補ってやるべき場合
  3. 仮定法が含まれている場合

名前は大層ですが、百聞は一見に如かず。
実際に、1つずつ見ていきましょう!

動詞が内包されている場合

例文1

A glance at the letter darkened his face.

※ glance(名:ひと目 動:チラリと見る)

※ darken(動:暗くする、くもらせる)

(1)無生物主語を副詞句(節)に変える

主語は、” A glance at the letter ” 「手紙を一見」なので、副詞節に変えると、

” Because he glanced at the letter “「その手紙をチラリと見るなり

(2)他動詞を自動詞(受け身を含む)に変える

他動詞 ” darken “ を自動詞に変える。といっても ” darken “ は自・他動詞、両方の意味があるので

そのまんまですw

(3)もとの目的語を新しい主語に置きなおす

目的語 ” his face ” を新しい主語に置きなおす、といっても「彼の顔」と訳すと味気ないので

” his ” ” he “

に変えます。

(1)~(3)をまとめると、この様になります。

A glance at the letter darkened his face.

Because he glanced at the letter, he darkened his face.

「その手紙をチラリと見るなり、彼は顔をくもらせた。」

訳をもうひと工夫

” A glance at the letter darkened his face. ”

「その手紙をチラリと見るなり、彼の顔はくもった。」と訳された方もいると思います。

誤訳でもなければ、読んでいて自然な訳です。

ただ、今後訳をもっとうまくするために必要なのが、

 

主語をなるべく揃える意識

 

” A glance at the letter darkened his face. ”

 Because he glanced at the letter, he darkened his face. “

と書き直したので、主語は ” he “ です。

細かいですが、「彼の顔はくもった」と「彼は顔をくもらせた」では、

彼は顔をくもらせた」と受け身で訳すことで、

 

読者は、「なんで彼は顔をくもらせたの?」

 

と顔をくもらせた原因に目が向けられるので、「手紙をチラリと見たこと」がより強調されます。

主語を揃えることは、

「訳した文が読者にとって読みやすくなる=自然な訳に近づく」

ので、細かいですが押さえておきたいポイントの一つです(*´ڡ`●)

模範解答

A glance at the letter darkened his face.

「その手紙をチラリと見るなり、彼は顔をくもらせた。」

以下、「動詞が内包する場合」の無生物主語構文を載せます。

例文2

Years of study have convinced me that the real job is not to understand a foreign culture but to understand our own.

「長年研究した結果、私も確信するにいたったのだが、本当に重要なのは、外国の文化を理解することではなく、実はわれわれ自身の文化を理解することなのだ。」

例文3

The knowledge that he was hard up did not weaken their love.

「彼がお金に困っていることがわかっても、二人の愛情は弱まりはしなかった。」

例文4

We are poisoned by things. Having many things seems to create a desire for more things.

「人間は物によって毒されるものだ。物をたくさん持っていると、もっと持ちたくなるものらしい。」

例文5

A few minutes’ walk bought him to the park.

「2,3分歩くと、(彼は)公園に出た。」

例文6

A little reflection will show you what a stupid answer that is.

「ちょっと考えてみれば、そんな答えがいかにバカげているか、あなたも分かるはずだ。」

動詞を補ってやるべき場合

例文1

Illness prevented him from attending the meeting.

※ illness(名:病気 形容詞 ill「病気で」の名詞形)

※ prevent from(動:~するのを妨げる)

※ attend(動:~に出席する)

(1)無生物主語を副詞句(節)に変える

主語は、” illness ” 「病気」という抽象名詞を副詞節に変えるには、

「病気」⇨「病気だったので」と文の形にしてあげるのがコツです!

” Because he was ill “「病気だったので

でOKです!

(2)他動詞を自動詞(受け身を含む)に変える

他動詞 ” prevent “ を自動詞に変える。といっても ” prevent “ は他動詞でしか使われないので、

そのまんまですw

(自動詞がない動詞を例文として扱いました。今後、無生物主語構文で自動詞がない動詞に出くわしたときには、そのまんまでOKです!)

(3)もとの目的語を新しい主語に置きなおす

目的語 ” him “ を新しい主語に置きなおす、要は 

” him ” ⇨ ” he ” 

にしてあげるだけでOKですね!

Illness prevented him from attending the meeting.

Because he was ill, he couldn’t attend the meeting.

「病気だったので、彼はその会合には出席できなかった。」

模範解答

Illness prevented him from attending the meeting.

「病気だったので、彼はその会合には出席できなかった。」

以下、「動詞を補ってやるべき場合」の無生物主語構文を載せます。

例文2

Diligence has made him rich.

「勤勉だったからこそ、彼は金持ちになれたのだ。」

例文3

No honestly will make a man useful if he is foolish.

「いくら正直でも、バカでは役に立つ人間にはなれない。」

例文4

His wealth enables him to do anything.

「彼にはお金があるから、何でもできる。」

例文5

This fact shows that he is innocent.

「この事実によって、彼の無実がわかる。」

例文6

History shows us that  no despotic country has ever thrived.

「歴史を見れば、独裁国家が栄えたことはかつてなかったことが分かる。」

例文7

This new law will clear the way for many educational improvements.

「この新しい法律は、多くの点で教育改善の道を開くであろう。」

例文8

This road will take you to the station.

「この道を行けば、駅に着きます。」

例文9

Televisionhas made it possible to view instantly events occurring halfway around the earth.

「テレビが出来たおかげで、地球の裏側で起こっている出来事も、即座に見ることができるようになった。」

( ” make O C ” の訳し方には、実はコツがあります!)

英語:make O Cの意味と訳し方【例文で詳しく解説】

仮定法が含まれている場合

例文1

The ideal society would enable every man and woman to make the most of their inborn abilities.

※ ideal(形:理想的な)

※ inborn abilities(生まれながらの才能)

(1)無生物主語を副詞句(節)に変える

主語は、” The ideal society ” 「理想的な社会」という抽象名詞なので、副詞節に変えると

” If it becomes the ideal society “「理想的な社会になれば

でOKです!

(2)他動詞を自動詞(受け身を含む)に変える

他動詞 ” enable “ を自動詞に変える。といっても ” enable “ は他動詞でしか使われないので、

そのまんまですw

(3)もとの目的語を新しい主語に置きなおす

目的語 ” every man and woman “ を新しい主語に置きなおす、でも変えようがないので

そのまんまですw

(1)~(3)をまとめると、この様になります。

The ideal society would enable every man and woman to make the most of their inborn abilities.

If it becomes the ideal society, every man and woman would enable to make the most of their inborn abilities.

「理想的な社会にでもなれば、あらゆる人が生まれながらの才能をすべて十分に発揮することもできるかもしれない。」

模範解答

The ideal society would enable every man and woman to make the most of their inborn abilities.

「理想的な社会にでもなれば、あらゆる人が生まれながらの才能をすべて十分に発揮することもできるかもしれない。」

以下、「仮定法が含まれる場合」の無生物主語構文を載せます。

例文2

A slight slip of the doctor’s hand would have meant instant death for the patient.

「医者の手がほんの僅かにすべっても、患者はたちどころに死んでいたに違いない。」

例文3

A month’s deprivation of the solar rays would involve the utter destruction of all activity on earth.

「1ヶ月も太陽の光を奪われたら、地上の活動はすべて、完全に破壊されてしまうに違いない。」

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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