どうも、Seigaです。
今回は、『読む英語実戦力徹底トレーニング』という本の効果的な使い方について、大学生、社会人、英語をやり直している方向けに詳しく解説していきます!
目次: Contents 『読む英語実戦力徹底トレーニング』review 近年、英語学習においては「聞く」「書く」「話す」「読む」の4つの技能を統合的に伸ばしていくことの重要性が再認識され、大学入試においてもこうした方針が示されています。本書はその方針に沿ってビジネス英語を学ぶテキストで「聞く英語」「書く英語」「話す英語」「読む英語」4部作のうちの1冊となります。苦労しつつ何とか1周読み終えてからのレビューです。 この本は実戦力トレーニングと名付けられているとおり、実際に起こりうる名面を上手く再現されていて、非常に実践的です! 英語の『発音』ゆわれてもそこまで意識してへんなぁ~ 英語の『発音』は後から身につければええんちゃうん? (僕自身も個人的にそう思っていました、、、) ただ、英語の『発音」にはルールがあることを知ると話は変わってきます! 1. 英単語が正しく発音できない → 自分が話している内容が相手に伝わらない 2. 英単語が聞き取れない → 相手の話している内容が分からない 1,2をまとめて導き出される結論は、、、 「発音」ルールを知らないと会話が成立しない! (当たり前かもしれませんが)健康を維持するための基礎トレーニング〈腕立て伏せや腹筋運動など〉を疎かにしてしまっては、どんなに高価なエクササイズマシンを購入したとしても、その器具を十分に使いこなすことはできません。 実はこれと同じことが英語の学習にも言えます。発音練習という基礎トレーニングなしに英会話に挑戦するなどという行為は、素振りの練習もろくににせずにいきなりテニスのトーナメントへ出場するようなもの。 基礎固めこそが学習の要であることを念頭に置き、晴れ舞台でデビューする自分の勇士(!)をしっかりと心に描き訓練にいそしみましょう! (英語の「発音」に関する記事を2つ書きました。よければ一緒に読んでみて下さい) まずは、『読む英語実戦力徹底トレーニング』でどのような力を身に付けようとしているか!?について 学習の材料を23ユニット、約1万9000語の英文文章。「3つのストラテジー」を駆使して短時間に大量の英文を手際よく処理する練習を積み重ねる。 読むだけで終わりとせず、数々の「ミッション!」に挑戦。「読んだ内容を他者に伝える」「資料を作る」「自分の意見を述べる」などの課題をこなしながら、ビジネスシーンで必須の攻めの読み方をがっちりマスターする。 (本書を始める前に、リーディングを行う上で必要な最低限の英文法力が必要になります。英文法に自信がない方はこちらの記事がおすすめです!) 本書の使い方は以下の順になります。 実戦的なトレーニングがメインである本書は、英語に関する最低限の知識が必要なのは明らかですが、本書を使いこなす上で大切な考えがあります! 「インプット ⇔ アウトプット」のサイクルを作る! 言語習得の基本は、大量のインプットです。 ただ、英語を上達させる上で必要なのが 知識を吐き出す作業(アウトプット)を同時に行うことです! 例えば、参考書や学校の教材で得た知識を生かして、英字新聞や海外の映画やニュースなどを見ることです。 (自分のレベルに合わせて、なるべく簡単な単語で書かれた英字新聞や、優しい英語表現を用いた海外ニュースなど、やり方はさまざまです!) 自分の能力の可能性と限界を判断でき、学びの問題意識が高められます。 その上でさらにインプットに取り組んでいくと、これまで分かっていると思っていたことが、より鮮明に分かるようになっていきます(*´ڡ`●) 言葉の細かな使い方に気づき、それを取り込んでさらなるアウトプットに繋げられるのです! (本書とは直接関係ないのですが、英語リーディングのコツについての動画です。参考になれば幸いです(๑´ڡ`๑)) 最後まで読んでいただきありがとうございました!今回は「読む英語実戦力徹底トレーニング」について書きましたが、姉妹書として、「話す・聞く・書く」もあるので読んでいただければ幸いです(๑´ڡ`๑)
『読む英語実戦力徹底トレーニング』の評判
膨大な英文の中から必要な情報を素早く抜き出して理解していくことはビジネスだけでなく日常生活や受験でも同様に必要でしょう。英文を読むときには3つの戦略が大切です。スキミング・スキャニング・パラグラフリーディングです。まず全体をざっくりと読み大雑把に概要を捉えることがスキミングになります。そして欲しい情報あるいは必要な情報を探しながら抜き出して読んでいくことがスキャニングです。パラグラフリーディングでは結論が冒頭(ビジネス英語ではこちらがメイン)ないし最後に記載され多くの場合途中にはその理由や説明がなされており、内容を正確に理解するための読み込みです。これは日本語の新聞や雑誌あるいはインターネットの記事を読む場合にも日本人ならば自然とやっていることでしょう。これを英語を読む際にもやっていきましょうという点が最大の攻略ポイントと思われます。その方法を23セットのビジネスシチュエーションの中で練習させてくれるのが本書です。
各ユニットは最初にミッションとしてそのユニットの英文を読むにあたっての課題が示されています。その後にメールや広告などのビジネスシーンでみられる英文が示されます。目標時間も提示されています。そしてユニットの後半に読み方のコツがそれぞれにTipsとして示され、復習用にしっかりとした解説がつけられています。もちろん英文全体の日本語訳もついています。前半のユニットでは内容をざっくりと理解するすることを目標にしていますが、後半のユニットにいくにしたがって内容をふまえて返信すること、詳細な内容・因果関係を理解すること、内容をふまえて新たなる提案を持ちかけることなどミッションはより高度になっていきます。
1ユニットあたり15ページ程度ありユニットごとの学習でもたっぷりと時間をかけて学習する必要がありそうですが、この本で段階的に読解のテクニックを学べば、短い時間で正しく英文を読む力が十分につきそうです。数をこなすことそして繰り返すことが大切なのは語学学習において必須です。お互い頑張りましょう。ちなみに「聞く英語」「書く英語」「話す英語」も気になって書店で確認しました。どれもよさそうでしたので順次読んでいこうと思います。ただ決して初心者向けのテキストとは言えず、むしろある程度日常的に英語に親しんでいるものでないと分量や語彙の難易度を考えると厳しいかもしれません。
この本について話をする前に、大切なのは実は『発音』です。皆さんは英語の音を正しく発音できますか!?英語の『発音』を鍛える必要があるワケ
『読む英語実戦力徹底トレーニング』の使い方
本書の使い方のコツ
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