『罪と罰』を英語で読もう!【本書の難易度と内容を解説】

どうも、Seigaです。
今回は、ドストエフスキーの名作『罪と罰』を英語で読むことをテーマに書いていきます!

こんな方に読んでほしい記事

  • 『罪と罰』を読んだことのある or 読んだことないけど興味のある
  • 『罪と罰』を英語で読んでみたい方
  • 読書が好きな方

『罪と罰』を英語で読もう!

Crime and Punishment

Crime and Punishment

Crime and PunishmentSynopsis

 

Translated by Constance Garnett with an Introduction and Notes by Dr Keith Carabine, University of Kent at Canterbury.

Crime and Punishment is one of the greatest and most readable novels ever written. From the beginning we are locked into the frenzied consciousness of Raskolnikov who, against his better instincts, is inexorably drawn to commit a brutal double murder.

From that moment on, we share his conflicting feelings of self-loathing and pride, of contempt for and need of others, and of terrible despair and hope of redemption: and, in a remarkable transformation of the detective novel, we follow his agonised efforts to probe and confront both his own motives for, and the consequences of, his crime.

The result is a tragic novel built out of a series of supremely dramatic scenes that illuminate the eternal conflicts at the heart of human existence: most especially our desire for self-expression and self-fulfilment, as against the constraints of morality and human laws; and our agonised awareness of the world’s harsh injustices and of our own mortality, as against the mysteries of divine justice and immortality.

ドストエフスキーの名作『罪と罰』のあらすじが英語で書かれていますが理解できるでしょうか?
英検2級以上は最低でも必要だと思います。ただ、個人的に「スラスラ読むためには必要な英語力=本書の難易度」としました!

『罪と罰』英語本の難易度

英検準1級 ~ 1級レベル!

(僕自身、英検準1級を持っていてなんとか読めましたが、スラスラ読めたワケではありません(^_^;))

 

とてもじゃないけど、『罪と罰』英語版は読めないや(・.・;)

そんな方におすすめの本があります!

Crime and Punishment 罪と罰 ラダーシリーズ

41VP-TF8UyL

『Crime and Punishment 罪と罰 ラダーシリーズ』のあらすじ

 

あのドストエフスキーの大作、『罪と罰』が簡単な英語の抄訳で楽しめます。時は帝政ロシア後期。場所は、華やかな宮廷生活とはうらはらに庶民が混沌と暮らすサンクトペテルスブルグ。

そこでは、農奴制度や貧困に抗議し、先鋭な社会主義運動に身を投じる人も多くいました。そんな世相を見事に描き出したこの作品。

19世紀後半のロシアの世情を知り、そこで苦しむ一人の若者を通して我々に語りかける命や愛についての葛藤をわかりやすい英語に書きあらためました。

個人的に本書の難易度は

英検2級レベル!

高校生の方は特におすすめです(自分も高校生のときに『罪と罰』を読みました)

『罪と罰』の内容をさらっと紹介!

舞台は、ロシアのペテルブルグ。主人公のラスコーリニコフは、学費を払えなかったので大学を中退し、狭い屋根裏部屋に下宿しています。

彼は「1つの罪悪は100の善行によって償われる」という思想を持っています。その思想に基づき、街で有名な金貸しの老婆アリョーナ・イワーノブナを殺して、彼女の財産を孤児院に寄付しようという計画を立てていました。

計画通り老婆を殺しますが、そこで思わぬ事態が彼を待っていたのです。

『罪と罰』の作者である彼は、『カラマーゾフの兄弟』『白痴』などで知られるロシアの文豪です。多作で知られていますが、『罪と罰』『悪霊』『白痴』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』の5つは「5大長編」と呼ばれ、「人間の罪とはなにか」「神はいるのか」といった深遠なテーマを扱っています。

そんな彼は、一体どんな人物だったのでしょうか。

彼は『貧しき人々』でデビューしました。この作品を読んだ詩人のネクラーソフが、感激のあまり夜中に彼の家を訪れたという逸話が残っているほどです。

その後も精力的に創作をしていましが、社会主義系のサークルに入った罪で逮捕され、死刑を宣告されます。しかし死刑執行の数分前に恩赦がいい渡され、シベリアでの労働に変更になったのです。

この経験は彼の人生に大きな影響を与え、『白痴』では死刑執行直前の死刑囚の気持ちが描かれています。彼はその間に聖書に触れ、釈放されたあとはキリスト教的な人道主義をテーマにした作品を書くようになりました。

その一方でギャンブル依存症だったことも知られており、ほとんどの作品はギャンブルによる借金を返すために書かれていました。

「もっとも影響を受けた本は?」という質問に「通帳」と答えた逸話が残っています。自らのギャンブル経験を題材にした『賭博者』という作品も書いています。

そして代表作である『カラマーゾフの兄弟』を書き上げた数ヶ月後、彼はこの世を去ったのです。

登場人物を紹介!

本作の魅力は、登場人物にあります。個性的な彼らが、複雑な物語を織りなすのが見どころです。ここでは、主な登場人物をご紹介します。

  • ラスコーリニコフ
    本作の主人公。頭脳明晰な美青年ですが、大学は中退して貧しい生活をしています。
    「1つの罪は100の善行によって償われる」という理論のもと、金貸しの老婆を殺害。その現場にいあわせた老婆の妹まで殺してしまい、罪の意識におそわれます。
    老婆を殺害したことを除けば善良な青年で、貧しい家庭にほどこしをしたり、過去には火事のなかから子どもを救出したこともあります。彼がどんな末路をたどるのかが、最大の見どころです。
    ちなみに「ラスコーリニコフ」という名前は「分裂する」といった意味のロシア語で、実際にはまずいない名前です。なぜ主人公がこんな名前になっているのかも、本作の謎の1つですね。

  • ソーネチカ(ソーニャ)
    主人公が酒場で出会った、マルメラードフの娘。家計を助けるために体を売る美少女です。
    普段はおどおどしていますが、罪を犯した人間には厳しい一面もあり、ラスコーリニコフに罪を償うことを促します。彼女は物語上、重要で、終盤まで登場する人物です。
    ソーネチカが体を売ることになった経緯は、かなり細かく描かれています。本筋とは関係ないですが、彼女の過去を知る上で大切な部分なので、読んでおくことをおすすめします。

  • ルージン
    主人公の妹である、ドゥーニャの婚約者。
    弁護士をしており財産があるので、ドゥーニャは家計を助けるためにも彼と結婚しようとします。しかしルージンは彼女を支配しようとしていただけでした。それが明らかになったので、2人は破局し、彼とラスコーリニコフは争います。
    脇役的な人物ですが、登場している時間も長く、重要な役割を演じます。

  • ニコライ
    主人公が老婆を殺害したとき、同じアパートにいたペンキ職人です。当初は無関係でしたが、ひょんなことから老婆殺害の容疑者になり、事件は思わぬ方向にこじれていきます。
    他にもさまざまな登場人物がいます。ドストエフスキー作品の登場人物は誰もが生き生きしており、彼らの活躍から目が離せません。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。