英語は『前から訳す』のが基本【英文攻略本】

演習1の解答

今われわれがてにいれようとしているテクノロジーを用いれば、人類全体に十分なエネルギー、十分な食料、十分な物資を与えて、世界中の国々に安定と平和をもたらすこともできるはずだ。ところがこのテクノロジーはほとんど、盲目的な激情のために奉仕しているのである。

演習2の解答

現在でこそ、日本にたいして批判的な見方が広がっているけれども、別に昔からこうだったわけではない。かつては、日本にたいする見方がしだいに人間的となり、同じ人間同士として、日本という国も、そこに住む人々も、結局のところ「われわれと同じだ」と見るようになっていたのだ。なるほど違いはいろいろあっても、根本的な違いではなく、むしろ違いがあるからこそ面白いと思うようになっていたのである。

原文はかなり圧縮した表現を取っているので、日本語としてスラスラ理解できるように、相当に言葉を足して訳してみました。

今回紹介させていただいた本はこちらになります。
訳出のレベルが1段も2段も上がりますよ(๑´ڡ`๑)

英文翻訳術(安西徹雄 著)

英文翻訳術(安西徹雄 著)

『英文翻訳術』review 

翻訳の権威である安西先生による翻訳術である。当該書に込められた、今は亡き安西先生の思いをぜひ咀嚼したいところである。
我々が習ってきた一般的な英文法を更に翻訳家として、原文の思考の流れを止めずにどうやって表現すべきか、文脈から推測される情景をいかに翻訳に溶け込ますのかなど、大変興味深い考え方が記されている。
 最終章にいたるまで、安西先生のこだわりが色濃く出ており、翻訳技術に関する驚きと発見の宝庫である。
皆が翻訳技術の「教科書」というように高く評価しているが、安西先生が亡くなってからも、色褪せることなく、時代を経ても変わらぬ価値があり、尚且つ、当該書で満足することなく更に邁進すべく我々の背中を押してくれる、力強いメッセージが込められているからだろう。

英文を訳しても、どこかおかしな独特の直訳調になってしまう、という覚えがある人は多いと思います。
本書には、自然な調子で、原文の流れを活かした文章に訳すエッセンスが詰まっています。セクションは細かく分かれており、著者の生徒による翻訳例の添削など実例も多く学びやすい。だからこそこの本を読みこなし、英文を訳するために必要な術を身につければ、一皮むけた英訳ができること間違いなしです!

『英文翻訳術』と合わせて使える英文法書も紹介するゾ!

英文法解説(江川秦一郎 著)

英文法解説(江川秦一郎 著)
『英文法解説』review

本書は、「文法に従わなければ英語ではない」というスタンスを取っていないため、受験生など、文法に関して確固たる答えを得たいという人には向かない。
しかし、ある英文が文法的に正しいのかどうか、といったことを判断したいのに、照らし合わせるための資料が無かったり、Aという面からは正しくBという面からは正しくないため、ではどちらの用法が多いのか、といったことを
調べなければならない場合、つまり翻訳家や言語学者、或いは分析的に英語を学びたい場合にはこれ以上の本は無いのではないかとすら思える。

この本は初めての文法書ではなく、ある程度、慣習や学習によって基礎的な文法を身につけたあとで、頭のなかにある記述文法のうち、いくつが一般に規範文法として理解されるのかを確認するのにうってつけである。

この本は大学受験を志す受験生のみならず、翻訳家、研究者といった英語を専門的に扱う必要がある「プロ」も充分に使用できる一冊だと思います。
大学生・大学院生ともに使用できる参考書です!
数多くの参考書が、この『英文法解説』を参考図書に挙げている点からも、この本がが優れていることが明らかでしょう。

大学生におすすめの英語文法書6選【すべての英語学習者へ】
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